DM(ダイレクトメール)やポスティングは、企業のプロモーションや生活者の方へお知らせする公告の伝達手段として、今なお便利で効果的な方法です。適切なターゲットにセグメントしたり、様々な条件に応じて柔軟にカスタイマイズできるところが、DMやポスティングの大きな特徴であり、利点でもあります。
その反面、カスタマイズ内容や諸条件によって費用が変動するため、どのくらいの金額になるか簡単に確認できないという難点もあり、お見積り取得のために、事前にどのような情報を揃えれば良いか分からないということも多いかと思います。
そこで今回は、事前に検討しておくとDMやポスティングのお見積り取得がスムーズになる項目について、ご紹介させていただきます。
これらの要素が事前に固まっていなくても、お見積り算出は可能ですので、その場合は各項目を念頭に入れながら、広告会社や配達会社と適宜相談しながら決めていきましょう。
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DMやポスティングのお見積りは、実施を検討している時期によっても変わってきます。配達開始までの準備期間や配り終わるまでの希望期間は、配達員のスケジュール確保に関係しますし、天候のすぐれない時期や大型イベントの開催時期なども、お見積りに影響することがあります。
おおまかな時期が決まっていると、お見積り算出もスムーズになるでしょう。
それぞれの広告会社・配達会社によって、配達網が整備されているエリアが異なりますので、配達希望エリアもお見積りを左右する大きな要素となります。
首都圏と地方、都市部と郊外、戸建てエリアとマンションエリアなど、そのエリアの特徴によって、配達単価も変わってきます。事前にどのエリアに配達するか検討したり、各広告会社と相談しながら決めるのが良いでしょう。
配達物の形状や重さによって、配達員が一度に持ち運べる量などが変わりますので、配達費用に関係してきます。
はがきサイズ、A4サイズ、カタログ冊子など、DMやポスティングの配達物は多岐に渡りますので、生活者の方に伝えたい内容に応じて、形状を検討するのが良いでしょう。
1通当たりの配達単価と配達通数を掛け合わせたものが、費用の総額になりますので、当然ながら実施希望通数もお見積りに関係してきます。また配達希望エリア内の世帯数によっては、希望する通数が配り切れるかという別の懸念も生じます。
そのため、事前に実施希望通数が決まっていますと、その後の進行もスムーズに進みます。DMやポスティングに慣れておらず、どの程度の通数にすれば分からない場合は、先に予算金額を決めて、その金額内で配達できる通数を検討するのも良いでしょう。
DMやポスティングは、配達員のスケジュール調整や配達物の運搬量など、その性質上、全国共通の定価が定めにくく、諸条件に応じてお見積りを取得するケースが多いサービスだといえます。事前にお見積りに関係する要素を把握することで、その後の流れがスムーズになりますし、未確定事項があれば、広告会社や配達会社と相談しながら、内容を固めていきましょう。
また、広告会社や配達会社の中には、仕様や諸条件を一部固定化することで、概算見積もりが簡単に算出できるサービスを展開しているケースもございます。そのようなサービスも検討しながら、自社の取り組みにフィットしたサービスを見つけて活用していきましょう。
YDMでも、お客様のご要望をヒアリングさせていただき、都度最適な配達プランとお見積りをご用意させていただいています。ご不明点やご相談事項がございましたら、お気軽にお問い合わせください。