目次

  1. DMやチラシの効果測定の指標って?
  2. 効果的なDMのためのポイント
  3. デザイン ‐メッセージの構築
  4. DMの形状 ‐五感に訴え記憶に残す
  5. ターゲティング配達 ‐狙ったターゲットに効果的にアプローチ
  6. DMの効果が出ないとお困りなら 

 

DMやチラシの効果測定の指標って?

まずは、DMの効果測定でよくみられる指標と一般的な数値をおさらいしましょう。

 

開封率(視認率)

DMがどのくらい見られたかを表す指標です。宛名の有無や自分宛かどうかで開封率に違いがでますが、一般社団法人日本ダイレクトメール協会の「DMメディア実態調査2021」によると、

 

・自分宛て:79.5%
・自分以外:52.9%
・無宛名(宛名ナシ):37.3%

 

となっています。

反応率(レスポンス率)

DMによって受け取った生活者がどの程度反応したかを表す指標です。DMを送る業種・業態や訴求される内容によっても大きく異なります。 

 

DMを受取った後どんな行動をとったか

 

※出典:一般社団法人ダイレクトメール協会.「DMメディア実態調査2021」.https://www.jdma.or.jp/upload/research/20-2022-000021.pdf

 

 また、生活者のどのアクションを検証するのか事前に設計しておくことが重要です。

例)問合せ、会員登録、購入、資料ダウンロード、認知 など

認知DMの効果測定についてはこちらのコラムをご覧ください。

CPO

Cost Par Orderの略で、1件受注するために必要な獲得単価を表します。
「DMに掛かった費用÷受注総数」で算出され、数字が小さいほど獲得効率が良くなります。
1件当たりの受注単価や、サブスクであればその後の継続率などを加味した上で、目標CPOの設定を行います。

 

 

効果的なDMのためのポイント

では、効果的なDMにするためには何が必要でしょうか。YDMでは、3つのポイントが重要と考えます。

 

1、デザイン

DMを受け取った生活者目線でのメッセージの構築。

2、DMの形状

受け手の五感に訴える

3、ターゲティング配達

狙ったターゲットに無駄なくアプローチ


DMの効果を高めるための3つのポイント

 

 

1,デザイン ‐メッセージの構築

DMを受け取った生活者に何らかの行動を促すことがダイレクトマーケティングのあるべき姿です。
ターゲットの立場で考え、広告主さまの「伝えたい情報」ではなく受け手目線の「伝わる情報」を心がけましょう。そのために、以下のポイントを事前に整理し、メッセージ開発を行うことが重要です。

 

  • 目的の明確化
  • ターゲット
  • サービスを利用することで受けるメリット
  • オファー
  • 最適な申込み方法
  • 目を引くビジュアル
  • 伝えるべきことを漏れなく伝える視線導線

 

自社でデザインを制作する場合、「自分がターゲットなら、このDMを受け取ってどう感じるか」という視点を忘れないように気をつけましょう。第三者から客観的な意見をもらうという方法もおススメです。
デザインの作り方についてはこちらのコラムでも詳しく書いています。あわせてご覧ください。

 

 

2,DMの形状 ‐五感に訴え記憶に残す

メルマガやオンライン広告と違い、ターゲットに直接届き手元にものが残ることがDMの特徴です。この紙ならではの特性を生かすために、デザインだけでなく形状にもこだわりましょう。
DMの形状にはさまざまな種類がありますが、目的に応じて適した形状を採用しましょう。

 

はがき

ハガキサイズは自分宛のDMと認識されやすいため、視認率が高くなります。そのため、自治体や公共サービスの重要なお知らせにおススメです。

A4はがき

大判で目立つため、他のチラシに埋もれません。ハガキよりも多くの情報を伝えることが出来るため、サービス内容をしっかり伝えたい場合におススメです。また、大きな写真で商品イメージを前面に訴求したい不動産や輸入車などの業種にもおススメです。

封書

封筒に入ったDMは開封率が高く保存されやすいことが特徴です。一度にたくさんの情報を伝えることが出来るので、プランが複数あったりサービス内容が複雑な場合の訴求におススメです。また、申込書を同封すれば、認知獲得~申し込みまでDMだけで完結出来ます。

ミシン目付きDM

集客施策でクーポンを配布する場合、DMにミシン目を入れることでターゲットの利便性が上がり利用率が向上します。また、DMのサイズを工夫することで、費用対効果を上げることも可能です。

変形DM

型抜き印刷によって好きな形のDMを作成できます。変形タイプのDMは手に取ってもらいやすく、印象に残りやすいことが特徴で、ブランドやサービスの認知獲得に有効です。

また、形状だけでなく特殊な印刷用紙を使うことで、よりリッチなDMを作成できます。

 

 

3,ターゲティング配達 
‐狙ったターゲットに効果的にアプローチ

せっかく作ったDMもターゲットに届かなければ意味がありません。狙ったターゲットに無駄なくアプローチする必要があります。
エリアマーケティングの手法を使い商圏内のエリア特性を分析すれば、ターゲットがより多く居住するエリアを抽出できるため、効率的にDMを届けることが出来ます。

 

エリア分析 例


YDMではYDMエリア便という宛名のないDMサービスを提供しております。
独自のGISデータを使い、ターゲットとする生活者がより多く居住するエリアを新聞折込よりも細かな町丁目単位でセグメントし、宛名不要でDMをお届けすることでより効果的なアプローチが可能です。

 

 

DMの効果が出ないとお困りなら

今回は、DMやチラシで効果を高めるために必要なポイントをお伝えしました。
YDMでは広告主様の目的に応じ、メッセージの開発からデザイン制作、DMの発送までワンストップでご支援しています。
既存のプロモーション施策でお困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。